未経験で転職。東京で初めて務めた外資系。挨拶したら、全員から無視されました。

転職を重ねた60代シングルマザーのキャリアノート。 東京暮らしと未経験転職

またまた、私の思い出話です。笑って読んでやってください。

東京で、人生初めての外資系での勤務となりました。
それまで、私が日本企業の中で教えられた常識、
極端に言えば、日本社会の中での常識とは、
全く違うものがいろいろとあって、
困ったり、
戸惑ったり、
腹をたてたり、
泣きたくなったりしただけです。

そのうちの一つが。

朝、オフィスにいきます。
入り口で、
「おはようございまーす」
と言って入ります。

誰も、返事してくれないんです。
誰一人。

そして、私が8時45分とかにオフィスについて、その後、9時過ぎぐらいまで、パラパラとみなさん出勤してきますが、
誰も、挨拶して入ってくる人はいませんでした。

もう一度、当時のことを思い出してみます。
今から振り返っても、信じられないので。

・・・確かに、
今、私の思い出していることに間違いはないと思います。

誰も挨拶しないし、私の挨拶に返事もなく、しーーーん、でした。

これは入社当初、結構ダメージが大きかったですね。
まわりの人たちも挨拶していないので、
私が個人的に嫌われているわけではなく、
「挨拶しない会社なんだな」と理解はしたんですよ。
だけど、私の性格はそんなに割り切ったものではないので、
うじうじと気にしていました。

「おはようごいまーす」
「・・・・・・」

は、
「挨拶は、すべき」
「挨拶はして当たり前」
「挨拶は礼儀の基本」
「挨拶は人間関係の入り口」
と習った私の精神を確実に削りました。

そして、帰る時。
みんな、黙って帰るのです。
「お先に」もないし、
「お疲れ」もないし、
「さよなら」もないし、
「失礼します」もない。
何にもない!!!

私は、どうしても、黙って帰ることができなかったので、
一人で「お先に失礼しまーす」と言っていました。
最初は、誰も、返事をしてくれませんでした。

挨拶に返事をしてもらえないでオフィスを出る経験は無く、
オフィスを出て、駅に向かって歩く間、
なんだか、寒々としたものを背中に感じていた記憶があります。
寂しさと、みじめさで寒さを感じるって、あるんですね、人間。

どうして、挨拶しなかったのかな、みなさん。
という点について、今から振り返ると、以下の理由がありました。
単に私が想像しただけではなく、
まわりの人に折りに触れて聞いて回った調査結果です。

「朝は、仕事をすでに開始している人の邪魔になる」
「帰りは、まだ業務中の人が朝よりたくさんいるから、邪魔になる」
と言っていた人たちがいました。
「誰も挨拶しないから、そういう職場なのかな、と思った」
と言っていた人がいました。
「別に挨拶って、しなくてはならないルールじゃないでしょ」
と言っていた人がいました。

みなさんはどう思いますか?

私がみなさんを観察すると、仲の良い人同士では、小さな声で
「おはよう」
とか
「お先」
と言っている声が時々聞こえてきました。

そして、私は何をしたかと言うと、
当時私が持っていた、たった一つの常識で
元気よく、挨拶をつづけました。

もう、私の中では、
挨拶運動
になっていました。

小学校の時、朝の登校時にママさんたちが旗をもって、
学校の近くの横断歩道に立っていて、誘導してくれていました。
その時に、
「おはよう」
と声をかけられ、
こちらがモジモジしていると、
「お・は・よ・う」と視線を合わせて、言われるやつです。

もっともそれも、昨今は
「子供に挨拶を強要しないで」という感じみたいですけれど。

まあとにかく、相手は大人です。
遠慮なく、自分が嫌われてて、空気を読んでいないことを無視して、
挨拶運動を続けました。

そしたら、何が起こったと思いますか?
半年後には、(私にとって)普通の、大半の人が挨拶をするオフィスになっていました。
うそみたいでしょう?
本当の話です。

挨拶は、互いにすれば、気持ちが良い。
挨拶は、一方だけがすると、返されなかった方は、気分が落ちる。
どこかで、挨拶をする人の人口が挨拶をしない人の作る空気に負けていたのだと、思いました。
私が馬鹿になって挨拶運動をして、挨拶をするようになった先輩たちの顔は、「おはよー」と言うとき、明るかったことを覚えています。

少しだけ、オフィスの空気が変わった気がしました。
まあ、主観的なものですけれどね。

そんな中で、私の上司のM課長だけは、挨拶してませんでしたねー。
私が「おはようございます」と言うと、無視。
最後まで、そうでした。

ただ、私とM課長、M課長が挨拶しないままに、とっても仲良しになるんですよ。(えへへ)

今日は、ここまでが当時の思い出話なんですけれど、

今、まだ働いている60代の私が
職場での挨拶についてどう考えているか、
というと、まあ、
「目が合ったらする」
「近い立場の人を見かけたら、近寄って挨拶する」
ぐらいの感じです。
会議室に人が集まっていて、そこに入っていく場合などは、挨拶しながら入っていきます。
誰も返事をしなくても、気にしません。
オフィスでの通常の入退出では、
全体に対して挨拶しながら入っていくことはないです。
状況によっては、黙って退社することもあります。
なんというか、まあ、こだわりがなくなっているという感じでしょうか。
私は、挨拶はする人だけれど、
しない人がいてもいいし、
うるさいと感じる人もいるらしいので、
邪魔しないで、という空気が明確だったら、
邪魔しない、
という感じ。

染まったんでしょうか。どうでしょう?

次回 : 30代で転職したら、上司から無視された。仕事をもらえず孤独だった新入社員時代

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【 DonMaMa  の プロフィール 】

20代で離婚し、シングルマザーとして二人の子どもを育てながら働いてきました。

転職、起業、再就職。失敗だらけで、自己嫌悪とも長く付き合ってきました。
それでも働き続ける中で、キャリアも収入も少しずつ伸ばすことができ、子ども二人を奨学金や教育ローンに頼ることなく大学卒業まで送り出すことができました。
世界の人たちと仕事で関わる経験にも恵まれ、物の見方は大きく広がりました。

このブログでは、60代になった今だから見える、仕事、人生、無視できないお金について綴っています。

当時の失敗や遠回りを振り返りながら、今の視点で分析もしています。
あの頃の私に、こういうことを教えてあげたかったな。
あの頃、聞けていれば、私の人生、もう少し楽だったかな。
そんな思いで書いています。

あなたの人生を考えるときの、小さな参考になればうれしいです。

東京暮らしと未経験転職離婚後の生き直し
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