30代未経験転職。外資系企業に戸惑う。振り返れば良い会社だったのに・・・

転職を重ねた60代シングルマザーのキャリアノート。 東京暮らしと未経験転職

何も理解していなかった田舎者

東京で初めて就職した会社は、
今振り返ると良い会社だったと思います。
あの会社との出会いが無かったら、
今の私は無かったでしょう。
直属の上司も、素晴らしい方だったと思います。
でも、当時の私はそう思っていませんでした。
なんだか、混乱したり、腹を立てたり、戸惑ったりしていました。

その会社は、いわゆる外資系企業でした。

田舎で、
専業主婦をして、
時々パートをして、
離婚して、
初めて東京での生活を経験するシングルマザーが、
都心で外資系企業に、
未経験ながら、
専門職(見習い)として仕事をする。

みなさんは、どう思われますか?

その業界で30年キャリアを積んできた
60代の私は今、
30代の自分を振り返ると、身体が震える思いです。

なんと、恐ろしい、
なんと、無謀で、
そして、
そうすべきであった
就職でしょうか。

知っていれば、問題はなかったのです。
理解していれば、もっと楽だったのです。
でも、私は、何も知りませんでした。

そもそも、外資系の企業に入社する、という
自覚すらありませんでした。
多分、面接の時にいろいろ説明は受けていたはずです。
なんとなく聞いていたのか、説明がなかったのか、覚えていません。
でも、人事が参加する採用面接の最初は、多分に、
会社の概要説明から入ったはずなんですよね。
だから多分、私が聞いたことを理解していなかったのだと思います。
様々な理由で、通すべきではないフィルターを通して説明を聞くと、
人は話の理解を間違えます。

小さい会社でオーナーに苦労したから、
会社の規模感や近くにオーナー社長が存在していない点は、
確認していました。
残業のこと、
給与のことは確認していました。
自分が確認すべき、と思う点は確認して就職していました。
けれど、
そもそも、資本がどこなのか、なんて、
気にする頭をもっていなかったのだと思います。

言葉の意味は知っていましたよ。
外資系企業とは、
資本提供の過半数以上が、外国の個人・法人または団体からされている
日本国内の法人です。
でも、そんなレベルの認知では全く、
何も意味をなさなかったのです。

働く私が知らなくてはならないことは、
外資系企業という言葉の定義ではなく、
もっと内部の、
もっと日常的な、
もっと、常識とか、価値観とか、文化とか・・・
そういうものだったのです。

せめて、「新しい世界に飛び込む」自覚さえあれば
もう少し入った後の戸惑いは少なかったのでしょうか。
しかし何分、飛び込んでしまうタイプですから・・・

さて、今から振り返ってみれば、
当時の外資系企業と日本企業の違いってなんだったのでしょうか。
時代は、大切な要素です。
あれから30年近く経過した今の時代では、
グローバル化が進んで、
「違い」ではなくなってしまっていることが多いかもしれませんが、
当時、私が何に戸惑ったか、という観点を中心に振り返ってみます。
だから、普遍的な話ではないかも知れないことをご了承ください。

まず、

本社と言っても、私の知っている「本社」じゃない

資本が外国の会社によって出されている。
だから、本社と言っても支店のようなもの
「東京本社」とか言うから、
「社長」とか言うから、
誤解するんです。
東京支店、とか、東京支店長って言ってくれれば、
間違えることなく理解できたのに。多分。

この、本社なのか、支店なのかって、
どうして文句を言っているようになっているかと言うと、
名前の問題を議論しようとしているのではなく、
物事の決定に関するパワーがどこに存在するか、
という点にかかわってくるわけです。

誰も、何も説明してくれなかったので、
私は、長い期間いろいろな局面で戸惑いました。
不満にも感じました。

社長、事業部長なのに、部長なのに、無責任に見えたり、
大切な決定に異様に時間がかかったり、
結局決定されずに事がうやむやになったり、
簡単に決定がキャンセルされるように見えたり。

私が構造をきちんと理解していれば感じなかった
疑問・不満が多くありました。

外資系企業の本社は、
資本を出しているグローバル企業の本社で、
重要な意思決定は外国で実施される。
日本の社長と言えど、最終決定権者ではない、
という事実を知っていれば・・・

ただ、そういうことを誰も教えてくれなかったんです。

まあ、今の私からすれば、
重要な決定がグローバルでされるのは当たり前でしょう、
と思っていますから、
特に質問されなければ、
誰も教えないだろうなって、
思いますけれど・・・

次回は、OJTを含めた研修の少なさ? について振り返りたいと思います。

次回 : 初めて勤めた外資系企業。「常識」のような「ルール」を誰も教えてくれませんでした

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【 DonMaMa  の プロフィール 】

20代で離婚し、シングルマザーとして二人の子どもを育てながら働いてきました。

転職、起業、再就職。失敗だらけで、自己嫌悪とも長く付き合ってきました。
それでも働き続ける中で、キャリアも収入も少しずつ伸ばすことができ、子ども二人を奨学金や教育ローンに頼ることなく大学卒業まで送り出すことができました。
世界の人たちと仕事で関わる経験にも恵まれ、物の見方は大きく広がりました。

このブログでは、60代になった今だから見える、仕事、人生、無視できないお金について綴っています。

当時の失敗や遠回りを振り返りながら、今の視点で分析もしています。
あの頃の私に、こういうことを教えてあげたかったな。
あの頃、聞けていれば、私の人生、もう少し楽だったかな。
そんな思いで書いています。

あなたの人生を考えるときの、小さな参考になればうれしいです。

東京暮らしと未経験転職離婚後の生き直し
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