収入に不満なシングルマザー。転職を繰り返してやっと正社員になったのに、起業を選びました。

転職を重ねた60代シングルマザーのキャリアノート。 実家近くでの離婚後再出発

前回の記事で、

私は「人並みの給与が欲しい」と思うようになった、と書きました。
だからといって、その時の私が具体的に「昇進」を目指したわけではありません。

多分、サンプルというか、比較対象として見ていた人たちが同年代で、

その会社ではまた昇進に差が出る年齢ではなく、

年齢 イコール この給与

という状態だったため、
給与を上げるためには、昇格しなくては、
という考えに至り難かったのだと思います。

再婚に向かう活動も、子供を育てながら努力中でしたので、

そもそも、
この会社で一生勤めるぞ
という感覚もなく
そもそも、
正社員で一生勤めるぞ、
という感覚もなかったのが事実でした。

だけど、収入はなんとかしたい。

毎月の赤字を意識して、不安が大きくありました。
婚活に勤しみながらも、現実を少しずつ感じて、

万が一再婚できなかった場合のことも

現実的に考える時間が生まれていたこともあったと思います。
その上に、
どうして自分が「人並みの収入」を得ていないのか、

という社会の中での自分の立ち位置に対する意識も加わり、

意識の変化に日々晒されて、

私は、ふわふわしながらも少しずつ、

まだ自分ではどこに向かうかわからない道を手探りしつつ、

進んでいたのです。

道を歩けば、看板の情報を見て、
自分にも、これができないだろうか
と考えていました。

地元の無料求人紙があれば、持って帰って、

募集されている仕事と待遇面をチェックしました。
特段すぐに転職しようなんて思っていないのですが、

情報には貪欲になっていました。

小さな会社を経営していた父の影響があったのかもしれません。
零細企業だったため、自宅の一部が事務所や接待場所になっていた時期もありました。
会社経営者としての父の働き方を子供の頃から見ていて、
父からは、時々
お前は勤め人には向かない性格だ
なんて言われていたことも記憶しています。

父の言葉の意味や背景にあるものなんて、何も理解していませんでしたが、
少なからずの影響はあったと思います。

大手企業で安定した職を得ておきながら、
その会社での給与に不満はないけれど、

自分の収入という絶対値には不満
という感覚の中で、私が打開策として考えるものの中には、
よりよい待遇の会社に勤める、

とか、

その会社の中で昇格・昇給する、

という考えより
何か副業して、全体の収入を増やせないか
であるとか、
何か起業できそうな種はないか、
という考え方がより多くあったと記憶しています。

60代の今から20代の私を見ると、控えめに言っても、滅茶苦茶に見えます。


再婚したいのだから、

再婚に成功するまでその会社で大人しく働いていればいいのに。
副業や起業をして、

借金でも抱えたらどうする?
そしたら、再婚相手にだって嫌がられる可能性が高まるでしょう。
再婚して、再婚相手に合わせて別の土地に移ることだってあり得るでしょう。

その時に、事業が邪魔になる可能性もありました。

結婚を諦めた女性がマンションを買う。

昭和では、そんなことも言われていました。
30歳過ぎまで独身で、給与もそれなりに上がった女性が、

自分でマンションを買おうか、迷う。

すると、まわりのみんなが、

女がマンションなんか買ったら、結婚できないよ、

なんて言うのです。

犬も同じです。
独身女性が犬を飼っちゃったら、恋愛しづらくなるよ、って。

どっちも、私自身は事実だと思っていないのですが、

当時はよくそういう言葉を聞いたり、

雑誌で読んだりしていました。

まあ、まったく意に介していない私がいたから、

いろんな無鉄砲な行動をとり続ける日々だったんでしょうね。
若いころの私は、今の私から見ると、本当に怖いことだらけです。

まず、私は、正社員の仕事をつづけながら、

当時はほとんどの会社で禁止されていた副業を始めます。
そして、その数か月後、もう一つ、

今度は会社を退職して、本格的に小さな事業を開始します。

その事業の話は、また今度とさせていただきます。

次回 : 離婚後、収入を上げるために起業したシングルマザー。詐欺的フランチャイズと、良心的フランチャイズの両方を経験しました。

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【 DonMaMa  の プロフィール 】

20代で離婚し、シングルマザーとして二人の子どもを育てながら働いてきました。

転職、起業、再就職。失敗だらけで、自己嫌悪とも長く付き合ってきました。
それでも働き続ける中で、キャリアも収入も少しずつ伸ばすことができ、子ども二人を奨学金や教育ローンに頼ることなく大学卒業まで送り出すことができました。
世界の人たちと仕事で関わる経験にも恵まれ、物の見方は大きく広がりました。

このブログでは、60代になった今だから見える、仕事、人生、無視できないお金について綴っています。

当時の失敗や遠回りを振り返りながら、今の視点で分析もしています。
あの頃の私に、こういうことを教えてあげたかったな。
あの頃、聞けていれば、私の人生、もう少し楽だったかな。
そんな思いで書いています。

あなたの人生を考えるときの、小さな参考になればうれしいです。

実家近くでの離婚後再出発離婚後の生き直し
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