30代無職シングルマザーの再就職。60社に応募して、返事すら貰えない! そこから、とうとう就職した話

転職を重ねた60代シングルマザーのキャリアノート。 東京暮らしと未経験転職

離婚後、せっかく落ち着いていた正社員の職に収入と将来性で不安と不満を抱き、会社を辞めて起業したけれど、それもやめて、また無職になって。

東京に越して再就職することを前提に、子供たちと婚約者と新しい生活を始めたはいいけれど、

応募した多くの会社から無視されて、面接に呼ばれることなく、仕事が見つからない不安な時期を過ごしました。

以前お話ししたように、
婚約者は世間並の立派な給与をとっている人でしたが、
別れた奥さんが育てている子供への養育費と、
自分自身の両親への仕送りをしていたので、
4人家族を養うだけの可処分所得は持っていませんでした。
私の収入がないために、
二人の貯金は少しずつ減っていき、
もう拘束時間が長くても店舗勤務をするしかないか、
などと本気で考えていた頃、
ポンポンと、2件立て続けに連絡が入りました。

面接します

もちろん大喜びで、私は面接に出かけました。
私たちが住んでいたのは都心部ではなかったので、
都心部にあるどちらの会社も通勤が大変だな、
というのが、第一印象でした。
駅まで歩けば20分かかる住宅街に住んでいたので、
バスを使うのですが、1時間に4本しかないのです。
朝は時間を合わせて出かければ待ち時間はないでしょうが、
帰りは最悪駅前のバス停で15分待たなくてはならない可能性があります。
通勤は可能ですが、
正直、子供を抱えたシングルマザーとしては、
通勤時間が長いと、毎日の子供の世話ができるのか、と不安でした。

でも、経営者に近い小さな会社での、
拘束時間の長い店舗勤務の経験を思い出し、
まずは大きめの会社の事務職を手に入れよう、
と考えました。
全てが問題のない奇跡のような道は無い、と論理的に考えていたのか、
単に無鉄砲で直情的な性格が出ているのか、
どっちでしょうか・・・

住む場所については、
もし、私に東京の土地勘と、その後就職する会社・業界の情報があれば、
全く違う場所を選んでいたと思います。
でも引っ越した時には、
通勤の大変さも、
その後に稼ぐことができる給与のことも、
全くわかっていなかったので、
婚約者の都合で住む町を決めてしまいました。
そして、一旦落ち着いてしまえば、
子供の学校を簡単に変えることもできず、
引っ越しはできなくなっていました。

2つの会社は、同じ業界の会社でした。
その業界は、私が新卒で就職した業界と同じでした。
つまり、
履歴書の中の、新卒で務めた会社が評価されて、
面接に呼んでもらえたのだろうと、
推測しました。

一つはメーカー。
もう一つは、その業界でメーカーの専門業務をサポートする下請け会社でした。
二つの募集職種は違うものでしたが、近しいものでした。
新卒で担当していた開発部の業務とも
近いのですが、同じものではなく、

未経験
30代
シングルマザー

という立場で面接を受けました。

結果は、二つとも合格。(パチパチパチ)

同時期に合格をもらって、
その二つの会社の待遇を比べると、
メーカが、年収500万
下請けは、年収400万
でした。

実は、下請けの会社は、国内で結構大きな有名企業で、私も名前は知っていました。
メーカは、全く知らない小さな会社でした。
大手企業の安定に対して魅力は感じましたが、
私は結局単純に、数字として待遇の良い方を選択しました。
名前も知らない、小さな、メーカです。
でも、社員は100名を超えていたと記憶しています。(ギリギリOK)
残業は強制されず、
年収はこれまでと100万以上違う、500万。

大満足でした。

憂いの全てが吹き飛んだ!

ぐらいの気持ちで、
私は初出勤の日を迎えます。
朝5時に起きて、
子供たちの食事の支度をし、
6時台のバスに乗りました。
朝の連携の良い時間でも、
バスと電車で1時間45分ほど、かかりました。

令和8年の今、首都圏の電車のネットワークは格段に良くなっていると感じています。
神奈川県の静岡県よりの端の駅で電車に乗れば、
乗り換えなしで群馬県の高崎まで行ってしまいます。
でも当時は、路線はほとんど乗り入れをしていませんでした。
つまり、バラバラ、オリジナルの路線で始発と終点が存在していました。
私は毎日、バスから電車へ、電車は2回乗り換えて、
3路線利用してオフィスに通うことになりました。
帰り道には、いちいち待ち時間が発生するので、
片道2時間を超えることが普通でした。

でも、オフィスワークが始まり、
本当に約束通り残業のない日々が始まり、
まわりの人たちからいろいろな情報をもらうにつれ、
私は、

本当にここに就職できてよかった。

と思うようになっていました。
それは、60代の今、自分のキャリアを振り返って、本当です。

あの会社に入ったことで、全てが始まりました。

ただ、「ここに入ってよかった」という気持ちは否定されないまでも、それから始まる日々の中でいろいろと複雑なものに変わっていくのですけれどね。

次回 : 地方出身のシングルマザー。東京で働きながら子供を育てる現実。通勤時間が長い!

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【 DonMaMa  の プロフィール 】

20代で離婚し、シングルマザーとして二人の子どもを育てながら働いてきました。

転職、起業、再就職。失敗だらけで、自己嫌悪とも長く付き合ってきました。
それでも働き続ける中で、キャリアも収入も少しずつ伸ばすことができ、子ども二人を奨学金や教育ローンに頼ることなく大学卒業まで送り出すことができました。
世界の人たちと仕事で関わる経験にも恵まれ、物の見方は大きく広がりました。

このブログでは、60代になった今だから見える、仕事、人生、無視できないお金について綴っています。

当時の失敗や遠回りを振り返りながら、今の視点で分析もしています。
あの頃の私に、こういうことを教えてあげたかったな。
あの頃、聞けていれば、私の人生、もう少し楽だったかな。
そんな思いで書いています。

あなたの人生を考えるときの、小さな参考になればうれしいです。

東京暮らしと未経験転職離婚後の生き直し
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